
人事データを“持っている”だけの時代は終わりました
こんにちは、TECH CREWのドリーです。
人事の現場では、データがどこにあるか分からない…という悩みは、もう「あるある」になっていますよね。
勤怠は勤怠システム、給与は給与システム、評価は別のツール、エンゲージメントはまた別。
全部「ちゃんと使ってる」けど、それぞれがバラバラに存在している状態。
だから、「じゃあ全部一つのシステムにまとめたらいいのでは?」という発想が出てきます。
確かに、そう聞こえます。
でも、ここに落とし穴があります。
大事なのは、データをどこに置くかではなく、どう使うかです。
人事が日々判断していることは、思った以上に“経営そのもの”です。
- どの候補者を採用するか
- どの媒体やキャンペーンに採用費を投資するか
- 社員が成長し続けるためのキャリアパスはどう設計するか
- 給与レンジを市場と比較して、どのポジションにどれだけ出すべきか
- チームに悪影響を与える人を手放すべきかどうか
これらはすべて、「感覚」だけでは判断できません。
一つの指標だけを見ても、正しい判断はできません。
人事データを横断して比較し、そして“市場のデータ”と照らし合わせることで、はじめて意思決定の精度が上がります。
良い意思決定は、会社を前に進めます。
悪い意思決定は、会社を止めてしまうか、後退させます。
ここが、人事が「会社を動かす中心」だと僕が思う理由です。
実は、この“データを使って意思決定を強くする”という文化は、すでに大企業では当たり前になっています。
Palantirのようなデータ活用企業が急成長しているのも、コンサルティングファームが高いフィーを取れるのも、
この「データをまとめ、分析し、判断に落とし込む」部分を企業が強化し始めているからです。
大企業は難しい課題から逃げない。
だから強くなる。
そして、中堅・中小との差がじわじわ開いていく。
僕たちは、ここから逃げない方がいい。
では、今日から何をすればいいのか?
シンプルです。
- まず「一つの意思決定」を選ぶ
例:今年、誰を昇給させるべきか? - その判断に必要そうなデータを“全部”一旦ダウンロードする
勤怠、評価、給与履歴、離職履歴…など、集められる範囲でOK。 - AIに投げる
もしChatGPT Business / Claude Teamsがあれば、
「この意思決定を精度高くしたい。データを見て仮説を出して」と伝えてください。
驚くほど“人が見落としがちな相関”を拾ってきます。
そこから、判断の質が変わり始める。
人事は「記録」ではなく「意思決定」の仕事です。
データを“持っているだけ”の時代はもう終わっています。
データを“使う”人事が、これから強い組織を作ります。
もし「どこから始めればいいか?」という相談があれば、僕でよければ話しましょう。
僕は、難しい話を“現場の言葉”に翻訳するのが得意です。
では、また次回。
ドリー / TECH CREW
最終更新: 2026年6月10日


