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人事労務

打刻とは?意味・種類・シフト現場での勤怠管理をやさしく解説

打刻(だこく)とは、従業員が出勤・退勤・休憩などの時刻を記録する行為のことです。もともとはタイムカードを打刻機に通して時刻を刻印したことに由来し、現在はICカードやスマホ、PCから時刻を記録する方法が主流です。打刻で集めた時刻データは、労働時間の集計や給与計算の基礎になります。

打刻とは何を記録するもの?

打刻は「いつ働き始め、いつ終えたか」を客観的に残す仕組みです。記録する項目は主に4つあります。

  • 出勤打刻:仕事を始めた時刻
  • 退勤打刻:仕事を終えた時刻
  • 休憩開始・終了打刻:休憩に入った時刻と戻った時刻
  • 外出・直行直帰などの打刻:業種により追加される記録

これらの時刻を積み上げることで、実労働時間・残業時間・深夜労働が算出されます。打刻は勤怠管理の出発点です。

なぜ打刻が必要なのか?

打刻が必要な理由は、正確な労働時間を残すためです。労働時間の把握は使用者の義務とされ、時刻の客観的な記録が求められます。打刻データが正確であれば、給与計算のミスや未払い残業のトラブルを防ぎやすくなります。

特にシフトで働く現場では、日ごと・人ごとに勤務時間が変わります。打刻が曖昧だと集計に時間がかかり、給与の差し戻しや修正が発生します。正しい打刻は、現場と本社の双方の負担を減らします。

打刻の主な種類は?

タイムカード式

紙のカードを打刻機に通して時刻を刻印する古くからの方法です。導入が簡単な一方、集計は手作業になりがちで、拠点が多いほど回収と入力の手間が増えます。

ICカード・交通系カード式

カードを読み取り機にかざして打刻します。本人確認がしやすく、複数人が短時間で打刻できるため、人の出入りが多い現場に向きます。

スマホ・PC打刻

スマホやPCの画面から出退勤を記録します。位置情報と組み合わせれば、直行直帰や複数店舗の勤務にも対応しやすいのが特長です。

生体認証式

指紋や顔などで本人を判定して打刻します。カードの貸し借りによる代理打刻を防ぎたい現場で使われます。

打刻で起こりやすいトラブルは?

打刻でよくある問題は次の通りです。

  • 打刻漏れ:出勤や退勤の打刻を忘れ、後から修正が必要になる
  • 代理打刻・不正打刻:本人以外が打刻し、実態と記録がずれる
  • 集計の遅れ:拠点が多いと時刻データの回収に時間がかかる
  • 修正申請の増加:打刻ミスの申請と承認が積み重なり、担当者の作業が増える

これらは、打刻の方法とチェックの仕組みを整えることで減らせます。入力時点で誤りに気づける設計にしておくと、後工程の差し戻しを抑えられます。

打刻と勤怠管理・給与計算のつながりは?

打刻は単独では完結しません。打刻データ→勤怠管理→給与計算という流れでつながっています。打刻の時刻がそのまま労働時間の集計に使われ、その集計が給与や給与明細の金額に反映されます。

つまり、入口である打刻が正確であるほど、後の集計・計算がスムーズになります。逆に打刻が乱れると、修正が連鎖して全体の作業が増えます。打刻の精度は、勤怠管理全体の効率を左右します。

シフト現場の打刻を、入社の入口から整えるには?

打刻を正しく回すには、スタッフが「初日から迷わず打刻できる」状態を作ることが近道です。ところが多店舗でシフトスタッフを大量に採用する現場では、入社手続きが遅れると、打刻の登録やアカウント発行も後ろ倒しになりがちです。

人事CREWは、シフトで働く現場向けの「入社手続きクラウド」です。カオナビグループのTECH CREW株式会社が提供し、採用決定から初出勤までの「初出勤までの距離」を短くすることを中核価値としています。入社手続きはスマホで完結し、提出時のチェックで差し戻しゼロを目指せるため、初日からの当日スタートを後押しします。

人事CREWは入社手続きを中核に、勤怠管理・人事労務・給与明細(明細CREW)・年末調整(年整CREW)などをモジュールとして追加できる構成です。入社の入口から勤怠・打刻までを同じ流れでつなぐことで、現場に穴をあけない運用をめざせます。(効果は導入環境により異なります。)

よくある質問(FAQ)

打刻と「勤怠管理」は何が違いますか?

打刻は時刻を記録する行為そのものです。勤怠管理は、その打刻データをもとに労働時間や残業を集計し、管理する仕組み全体を指します。打刻は勤怠管理の一部です。

打刻を忘れたらどうなりますか?

打刻漏れがあると正しい労働時間が残らないため、後から修正申請が必要になります。申請と承認の手間が増えるため、打刻漏れを防ぐ仕組みや通知があると負担を減らせます。

代理打刻はなぜ問題なのですか?

本人以外が打刻すると、実際の勤務と記録がずれ、労働時間の正確性が損なわれます。ICカードや生体認証など、本人を確認できる方法で防ぎます。

スマホでの打刻は可能ですか?

可能です。スマホやPCの画面から出退勤を記録でき、複数店舗の勤務や直行直帰にも対応しやすい方法です。導入する打刻システムにより対応範囲は異なります。

アルバイトやパートも打刻は必要ですか?

必要です。雇用形態にかかわらず労働時間の把握が求められるため、正社員・アルバイト・パート・契約社員のいずれも打刻の対象になります。


最終更新: 2026年8月4日

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