人事CREW

源泉徴収票のインポート

最終更新日: 2026年7月22日読了時間: 約6

人事CREWの源泉徴収票インポート機能を使うと、給与計算ソフトからエクスポートしたCSVデータを取り込み、従業員への源泉徴収票を電子発行・一括送信まで一気通貫で完結できます。紙の配布作業をなくし、従業員はいつでもマイページから確認・ダウンロードできるため、年末調整後の管理負荷を大幅に削減できます。本記事では、CSVテンプレートのダウンロードからインポート・確認・個別修正までの全手順を画面キャプチャつきで解説します。

この記事でわかること

  • 源泉徴収票のCSVテンプレートをダウンロードする手順
  • CSVテンプレートへのデータ入力ルールと必須項目
  • CSVファイルをアップロードして一括インポートする手順
  • インポートエラー(メールアドレス無効)の原因と修正方法
  • インポート後のデータ確認・個別修正・送信状況の見方

📖 目次

  1. 源泉徴収票CSVのダウンロード
  2. 源泉徴収票CSVファイルの作成
  3. 源泉徴収票のインポート
  4. エラーへの対処法
  5. インポートデータの確認・修正方法

1. 源泉徴収票CSVのダウンロード

インポートを開始するには、まず人事CREWの給与明細画面から源泉徴収票メニューを開き、CSVテンプレートをダウンロードします。以下の手順に従ってください。

手順1.給与明細画面から源泉徴収票メニューを開く

管理者アカウントでログインし、上部ナビの[給与明細]を選択します。画面右上の[各種データを一括登録]ボタンをクリックし、表示されたメニューから[源泉徴収票]を選択します。

給与明細画面の「各種データを一括登録」メニューから「源泉徴収票」を選択している画面
「各種データを一括登録」▶「源泉徴収票」をクリック

手順2.会計ソフトと対象年を選択する

「源泉徴収票一覧」画面が開きます。まず[ご利用の会計ソフトを選択してください]のプルダウンで自社の給与計算ソフトを選択し、次に対象となる年(例:2025〈令7年分〉)を選択して[次へ]をクリックします。

会計ソフトの選択と対象年の選択フォームが表示されている源泉徴収票一覧画面
会計ソフトと対象年を選択して「次へ」へ進む

手順3.通知メールの送信日時を設定する

次の画面で、源泉徴収票の発行を従業員に知らせる通知メールの送信日・時・分を設定します。送信日はカレンダーアイコンから選択でき、時刻はプルダウンで設定します。設定後、[次へ]をクリックします。

ポイント:送信日時は後から変更できます

送信日時はインポート後のデータ確認画面でも調整可能です。まずは暫定の日時を設定して先に進み、内容確認後に変更してください。

送信日・時・分を設定するフォームが表示されている源泉徴収票一覧画面
通知メールの送信日時(年月日・時・分)を設定する

手順4.CSVテンプレートをダウンロードして画面を閉じる

CSVインポート用の画面が表示されます。画面内の「CSVテンプレートをダウンロードしてください」リンクをクリックしてテンプレートを保存します。

⚠️ 重要:テンプレートをダウンロードしたら画面を閉じる

CSVテンプレートをダウンロードした後は、この先には進まずに、画面右上の ×(ESC) で画面を閉じてください。テンプレートにデータを入力してから、改めてこの画面に戻ってアップロードします。

CSVファイルで源泉徴収票データをインポートする画面。「CSVテンプレートをダウンロードしてください」リンクがオレンジ枠でハイライトされている
CSVテンプレートのリンクをクリックしてダウンロード後、×で画面を閉じる

2. 源泉徴収票CSVファイルの作成

ダウンロードしたCSVテンプレートをExcelや表計算ソフトで開き、従業員の情報を入力します。サンプルとして入力されているデータは削除してから使用してください。

手順5.テンプレートにデータを入力する

1行目がヘッダー行(列名)です。2行目以降に従業員1名につき1行ずつデータを入力します。

CSVテンプレートのスプレッドシートが表示されている。列A〜Jまでのヘッダーとサンプルデータがオレンジ枠でハイライトされている
テンプレートの各列にデータを入力する(サンプルデータは削除)

各列の内容は以下の通りです。

項目名内容・注意点
A所属名従業員が所属する事業所・部署名
B社員コード人事CREWに登録済みの社員コード(必須)
C従業員の姓(漢字)
D従業員の名(漢字)
E姓(カナ)姓のフリガナ(カタカナ)
F名(カナ)名のフリガナ(カタカナ)
Gメールアドレス通知メールの送付先(RFC準拠の正しい形式で入力)
H役職名従業員の役職(任意)
I住所(郵便番号)郵便番号(任意)
J住所(住所1)住所の1行目(任意)

ポイント:メールアドレスの形式に注意

G列のメールアドレスは、RFC準拠の正しい形式で入力してください。形式に誤りがあるとインポート時にエラーが発生します。詳細は「4. エラーへの対処法」をご参照ください。

3. 源泉徴収票のインポート

CSVファイルの準備ができたら、手順4で開いた画面に戻り、ファイルをアップロードしてインポートを実行します。

手順6.CSVファイルをアップロードする

手順1〜3と同じ操作で「源泉徴収票のCSVインポート」画面を開きます。作成したCSVファイルを画面中央のドロップエリアにドラッグ&ドロップするか、[CSVファイルを選択]ボタンで選択し、[CSVファイルをアップロードする]をクリックします。

CSVファイルで源泉徴収票データをインポートする画面。「CSVファイルを選択」と「CSVファイルをアップロードする」ボタンがオレンジ枠でハイライトされている
CSVファイルを選択してアップロードボタンをクリック

手順7.プレビューを確認して「インポートを開始」する

アップロードが完了すると「CSVファイルのプレビュー」画面が表示され、インポートするデータの一覧(名前・社員コード・事業所・支払日・総支給額・控除・差引支給額)が確認できます。内容が正しければ[インポートを開始]をクリックしてください。

CSVファイルのプレビュー画面。インポートする年(2025年)と従業員データの一覧、「インポートを開始」ボタンがオレンジ枠でハイライトされている
プレビューでデータを確認後「インポートを開始」をクリック

手順8.インポート進捗を確認する

インポートが開始されると進捗状況画面が表示されます。処理が完了するまでこの画面を表示したままにしておくか、閉じても問題ありません。

⚠️ インポート中の注意事項

  • この画面を閉じても、インポートはバックグラウンドで継続されます。
  • インポート中は他のCSVファイルを続けてアップロードすることはできません。
  • 複数ファイルをアップロードする場合は、前のインポートが完了してからアップロードしてください。
CSVファイルの読み込み進捗画面。ファイル名とインポート開始日時が表示され、「閉じる」ボタンがオレンジ枠でハイライトされている
インポート進捗画面。画面を閉じてもインポートはバックグラウンドで継続される

4. エラーへの対処法

CSVアップロード後にエラーが表示された場合は、エラーの内容を確認してCSVを修正し、再アップロードしてください。画面の「情報をダウンロード」ボタンからエラー詳細ファイルを取得できます。

よくあるエラー:メールアドレスが無効

最も多いエラーはメールアドレスの形式不正です。エラーメッセージには「D列目『メールアドレス』:〇〇 メールアドレスが無効です。」と表示され、問題のある行番号と社員コードが示されます。

エラー検出画面。「2行目(テスト太郎 12121212): D列目「メールアドレス」: test_tarou@test/com メールアドレスが無効です。」というエラーメッセージが赤色で表示されている
メールアドレスが無効なエラーの表示例

メールアドレスエラーの主な原因と対処法は以下の通りです。

原因誤った例正しい例対処法
RFC違反(ドット・ハイフンの位置).name@example.com / name.@example.comname@example.comドットやハイフンが先頭・末尾・連続していないか確認する
ドメインの入力ミスname@gmail-com / name@gmail/comname@gmail.com「@」以降のドメイン部分を正しく修正する

ポイント:エラー修正後は再アップロードが必要

エラーが検出されたCSVファイルはインポートされていません。修正後、改めて手順6からアップロード操作を行ってください。

5. インポートデータの確認・修正方法

インポートが完了したら、正しくデータが取り込まれているかを管理者画面で確認します。また、金額に誤りがある場合は個別に修正できます。

手順9.インポート結果を一覧で確認する

管理者アカウントで給与明細画面を開き、パンくずリスト(会社名 ▶ 源泉徴収票)の「源泉徴収票」を選択します。次に対象の年・時期を選択すると、従業員ごとのインポート結果が一覧表示されます。

源泉徴収票一覧画面。会社名と「源泉徴収票」「2022(令4年分)」がパンくずで表示され、従業員リストに未送信・送信済み・確認済みの状況列が表示されている
源泉徴収票一覧画面で対象年を選択して従業員ごとの状況を確認する

一覧の「状況」列には以下の3種類が表示されます。

状況意味
未送信インポート済みだが、まだ従業員への通知メールが送信されていない
送信済み指定した日時に従業員へ通知メールが送信された
確認済み従業員がマイページで源泉徴収票を確認・受領した

手順10.プレビューでPDFを確認する

一覧の「源泉徴収票」列にあるプレビューアイコン(のマーク)をクリックすると、その従業員の源泉徴収票PDFプレビューが表示されます。画面右上のツールバーから拡大・縮小・印刷・ダウンロードも行えます。

源泉徴収票のプレビュー画面。令和04年分の給与所得の源泉徴収票PDFが表示され、右上にダウンロードボタンがオレンジ枠でハイライトされている
プレビューアイコンから源泉徴収票PDFを確認し、右上からダウンロードも可能

手順11.金額を個別に修正する

インポートしたデータに金額の誤りがあった場合、従業員を個別に開いて修正できます。

  1. 一覧から修正したい従業員の名前をクリックします。
  2. 表示された詳細画面で、修正したい金額部分をクリックすると編集モードになります。
  3. 正しい金額を入力後、右上の[変更を保存]をクリックすると修正完了です。
従業員の源泉徴収票個別編集画面。「山田次郎」が選択され、支払金額100円の入力フィールドと「変更を保存」ボタンがオレンジ枠でハイライトされている
従業員名をクリックして個別の金額を修正し「変更を保存」をクリック

ポイント:修正できる項目

個別編集画面では、支払金額・給与所得控除後の金額・所得控除の額の合計額・源泉徴収税額などの金額項目を修正できます。姓名・フリガナ・役職名なども表示されており、内容の確認が可能です。

手順12.送信後に状況が「送信済み」に変わる

手順3で設定した送信日時になると、システムが自動的に従業員へ通知メールを送信します。送信が完了すると、一覧の状況列が「未送信」から「送信済み」に更新されます。

源泉徴収票一覧画面。特定の従業員行の状況列が「送信済み」になりオレンジ枠でハイライトされている
指定日時にメール送信が完了すると状況が「送信済み」に変わる

よくある質問(FAQ)

Q. CSVのアップロード後に「エラーが検出されました」と表示されました。どうすればよいですか?

A. 画面の「情報をダウンロード」ボタンでエラー詳細ファイルを取得し、問題のある行番号・列名・内容を確認してCSVを修正してください。修正後、改めて手順6からアップロードを行ってください。最も多い原因はG列のメールアドレスの形式不正です(詳細は「4. エラーへの対処法」を参照)。

Q. インポート中に誤って画面を閉じてしまいました。インポートは続いていますか?

A. はい、バックグラウンドで継続されています。しばらく時間をおいてから源泉徴収票一覧画面を確認し、インポートが完了しているかどうかをご確認ください。

Q. 複数の事業所分のCSVを一度にアップロードできますか?

A. 1ファイルずつの順次アップロードとなります。インポート中は次のファイルをアップロードできないため、前のインポートが完了してから次のファイルをアップロードしてください。

Q. インポート後に金額の誤りに気づきました。CSVを再インポートする必要がありますか?

A. 再インポートは不要です。「5. インポートデータの確認・修正方法」の手順11に従い、一覧から該当の従業員を選択して個別に金額を修正できます。修正後、右上の「変更を保存」をクリックするだけで完了です。

Q. 源泉徴収票の送信日時を変更したい場合はどうすればよいですか?

A. インポート完了後も、一覧画面から従業員を選択して送信日時の変更が可能です。まだ「未送信」の状態であれば変更できます。「送信済み」になった後は変更できません。

Q. 「確認済み」とはどのような状態ですか?

A. 従業員が人事CREWのマイページにログインし、源泉徴収票の内容を確認(受領)した状態です。管理者は一覧の状況列で確認・未確認の状況をリアルタイムに把握できます。

Q. CSVインポートに対応している給与計算ソフトはどれですか?

A. 対応ソフトはインポート画面の「ご利用の会計ソフトを選択してください」プルダウンに一覧表示されています。一覧にないソフトのCSV形式をご利用の場合は、ダウンロードしたCSVテンプレートに手入力でデータを転記してご使用ください。

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最終更新: 2026年7月22日

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